【会社人間は悪くない】
前回、「就社は、ひとつの会社にだけしか出来ませんけど、株主になるのなら、どんな会社のオーナーにでもなれます」ということを述べました

(オレはこの会社に勤めて、そこで大いに会社に貢献することで、自分も大きくなってゆく……)

そういう自分のキャリアパスに対するイメージを抱くのは、ごく自然なことだし、そう考える事は、何の問題もないと思います。

つまり「会社人間」ですね。

僕自身も「会社人間」だったし、社会に出たばっかりの若者が、親のすねをかじるのではなく、自分でちゃんとおカネを稼ぎ、自立するということはとてもempowering(=ちからを得たと実感すること) です。

それ自体は、とっても素晴らしいことだと思います。

しばらくの間は「会社人間」になり切って、仕事に没頭するというのも良いでしょう。

【でも会社人間にも準備は必要だ】
ただ、それとは別個の、「私的な準備」というものも、ある時点で必要になってきます。

その「私的な準備」とは、つまり資産形成であり、これはなるべくキャリアパスから切り離しておくべきだと思います。

およそ最初から(失敗しよう!)と願いながら新社会人になる若者は居ないでしょう。

同様に、会社だって(潰れよう!)とか(従業員を冷遇しよう!)ということを経営目標に掲げる経営者は居ないと思います。

でも本人の意に反して会社の経営は悪化するし、リストラや左遷が起こるのです。

新聞を見れば、昔は「あそこなら堅い!」と言われた名門企業が、まるで蚊取り線香を嗅いだ蚊のように、力なくポトポト落ちてゆくニュースを、毎日目にします。

その背後には、何千人もの社員の人生設計が狂ってしまうということが起きているのです!

なぜ企業は失敗し、サラリーマンは左遷されたり、窓際族になったり、リストラされるのでしょうか?

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