ウェアラブル・カメラ『HERO3』などを出しているGoPro新規株式公開(IPO)の準備を急いでいます。

IPO申請書類(=S-1と業界関係者は呼びます)は、未だ米国証券取引委員会(SEC)の情報公開サイト「エドガー(EDGER)」では見ることは出来ません。その理由はGoProが所謂、サイレント・ファイリング、つまり極秘書類申請という方法を選んだからです。この方法はツイッター(ティッカーシンボル:TWTR)などの企業も採用しました。

サイレント・ファイリングはオバマ政権が打ち出したJOBS Act(Jumpstart Our Business Startups Act)の中に盛り込まれた新しい規定で、IPOを目指す若手企業はサイレント・ファイリングを選択することで、SECに提出された上場書類を一般に晒されること無く、秘密裏に上場審査を進行させることが出来るというものです。

これは知的所有権などの、その若い企業が持っている企業秘密を、上場の直前まで公開しないことで、ライバル企業からアイデアやビジネスの進め方のヒントを盗まれないようにするための配慮です。

但し、IPOマーケティングが始まってしまうと、全てを公開しなくてはいけません。

極秘申請である以上、現時点でわかっていることは、関係者から漏れ伝わる情報だけですが、それらを整理すると、先ず幹事構成はJPモルガン、シティグループ、バークレイズの3社になるそうです。
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