今日、仮想通貨の法制度面での在り方に関し、識者の意見を聞く公聴会がマイケル・コンウェイ下院農業委員会委員長の招集により開催されます。

Market Hackではこの様子を随時このブログ・ページでLIVEアップデートしてゆきます。

場所:ワシントンDC ロングワース下院ビル
参考人:
ジャシュワ・フェアフィールド ワシントン&リー大学ロースクール教授
アンバー・バルデー クローバー創業者、CEO
スコット・クポール アンドリーセン・ホロウィッツ マネージング・ディレクター
ダニエル・ゴーファイン LabCFTC(米国商品先物取引委員会金融商品研究室)ディレクター
ゲイリー・ゲンスラー MITスローン上席専任講師
ロウエル・ネス パーキンス・クーイ マネージング・パートナー

動画リンク: ここからどうぞ

LIVE BLOGGING (新しい記載は、いちばん下に出ます)


神様にお祈り中(笑)

なぜ農業委員会が仮想通貨を議論しているのか説明中。

もし仮想通貨が有価証券なら証券法をあてはめればよい。しかしそうでないなら……それはたぶんコモディティーとして扱われることになる(→CFTCの監督範囲)

80%のICOは詐欺だという研究がある。(ピーターソン)

ジャシュワ・フェアフィールド:個人の私有権をオンラインでも確保することが重要。仮想通貨はそのためのひとつの重要なツール。だから必要。コモンセンス(社会の常識)をあてはめ、これを取り扱う必要あり。

ジャシュワ・フェアフィールド:オンラインでこんにち個人の私有物が少ない理由は、それがネット上で盗まれやすいから。これは不都合。ブロックチェーン技術はこの盗難・コピーされやすさを是正する効果がある。

もしICOがプロモーターにより有価証券のように利用されているのなら、それは有価証券の法律で取り締まられるべき。しかしそれが有価証券のように利用されていないなら、有価証券として取り締まられるべきではない。

アンバー・バルデー:仮想通貨の潜在可能性はすばらしいが、それが個人のプライバシーや国家の安全保障を脅かすべきではない。

アンバー・バルデー:国によっては仮想通貨を上手く使って人々の暮らしを向上しているところもある。

アンバー・バルデー:誰がネットワークをコントロールし、「非常ハッチ」を管理しているか?はじっくり考えて見るべき問題だ。

アンバー・バルデー:米国のアーリー・ムーバー・アドバンテージを損なうような法制度を設けるべきではない。

スコット・クポール:デジタル・サービスをコミュニティーとして共有すること(=オープン・ソース)はイノベーションにとってますます重要になる。

スコット・クポール:オープン・プロトコルはビルディングブロックとして重要だ。プラットフォームがぐらぐらしていると、デベロッパーはそれの上で新しいものを創造することができない。だからプラットフォームは守られるべき。

スコット・クポール:トークンはデベロプメント・ステージでは有価証券的だが、ひとたびネットワークが完成したらコモディティー的な色彩を帯びる。したがって、そのように規制されるべき。

ダニエル・ゴーファイン:このイノベーションがどこへ行くかは誰にもわからない。しかし関係者が連絡し合い正しい方向へと導いていかなければいけない。白黒をすぐハッキリさせることは重要ではない。処方を示すのではなく、大原則を確立し、個々のケースのニュアンスに注意を払うほうがいい。

ゲイリー・ゲンスラー:仮想通貨コミュニティーは仲が悪い。賛成、反対という強い意見を持っている人が多い。しかし仮想通貨は金融システム全体のリスクを低くするのに役立つかもしれないし、脱税、マネーロンダリングを駆逐し、個人の資産を護ることに役に立つかもしれない。その一方で、ICOなどで脱法、詐欺を働いているものも、ものすごく多い。

ゲイリー・ゲンスラー:仮想通貨には、いわゆるブローカーが居ないので、たとえば納税の際、1099Bのような納税書類を作って、送ってくれる人も居ない。

ロウエル・ネス:なぜ仮想通貨すべてを有価証券と呼ばないか? その理由はユーティリティー・トークンはネットワーク内で燃料などとして使われるから。その利用スピードは、従来のブローカー&ディーラーを通じた資金調達や証券の発行の手順では到底追いつけない。だから「有価証券ではないコモディティーとしての仮想通貨」を護る必要がある。

アンバー・バルデー:オープンとは一般のひとがアクセスすることが出来ると言う意味だ。またオープン・ソースの場合、みんなの目でソフトウェアを「監査」することができる。

ピーターソン議員:これは「ねずみ講」じゃないのか?

ゲイリー・ゲンスラー:ICOの4割は一ヶ月以内に破綻している。いまの法律では証券法で取り締まるしかない。

ルーカス議員:監督当局は何に注目して取り締まってゆかなければいけないのか?

スコット議員:1千種類以上もコインが出回っているのは恐ろしい。ロシアのハッカーが仮想通貨を使って活動していたのは憂慮すべきだ。

スコット議員:ICOの新規上場売出目論見書はどんな読み物になるのか興味深い。

ダニエル・ゴーファイン:CFTCが新しいテクノロジーをテストするオーソリティーを賦与されることが大事だ。

カスター議員:クレディスイスのアナリストが97%のビットコインの価値が4%のアドレスに牛耳られているというレポートを出しているが?

ゲイリー・ゲンスラー:仮想通貨取引所がそのかなりの部分をストリート・ネームで所有している。

アレン議員:ギグ・エコノミーが隆盛しているのは「自由すぎる」からではないか?

ゲイリー・ゲンスラー:健全な政府はアドバンテージがある。しかしベネズエラのような「破たんした国家」では仮想通貨のような「もうひとつの通貨」が法定通貨を駆逐してしまうリスクがある。

ゲイリー・ゲンスラー:仮想通貨取引所を厳格に監督することでマネロン、テロリスト・マネーを取り締まることが出来る。