インターネットを通じた電話ならびにビデオ通話のサービスを展開するスカイプが米国証券取引委員会にS-1(新規上場する企業が最初に提出する書類)を提出しました。

現在の時点ではディールの詳細は未だ決定していません。

ファイリング・フィーをきめるための暫定的な最大売出し金額としては1億ドルという形式的な金額が申請されています。

スカイプは現在、ルクセンブルグ籍になっていますが技術スタッフの大半はエストニアに居ます。

幹事構成はゴールドマン・サックス、JPモルガン、モルガン・スタンレーの3社がリード・マネージャーで、それにバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ、バークレイズ・キャピタル、シティ、クレディスイス、ドイチェの各社がコ・リード・マネージャーとなっています。

スカイプは音声やビデオでインターネットを通じて会話できるシステムであり、ピア・ツー・ピア、つまり顧客のデバイスにそのようなコミュニケーションを可能にするソフトウエアがダウンロードされ、デバイス同士が接続を試みる(=別の言い方をすれば従来の電話会社のような電話局(central switch)が存在しない)システムになっています。スカイプのソフトウエアをダウンロードしたユーザー同士なら通話は無料です。

課金されるのはスカイプ・ユーザーが通常の固定電話や携帯電話を呼び出したときだけですが、これも普通ローカル・コール(市内通話料金)程度の料金しかかからないため、早い話が国際電話も市内通話料金で出来るというメリットがあります。

今年の上半期だけでスカイプは950億分に上る音声ならびにビデオ通話を達成しており、ユーザーの利用実績や音質や接続面での信頼性にはほぼ問題ないという評価が定着しています。

スカイプからスカイプへの通話のうち40%がビデオによる通話です。

またスカイプにはSMS機能も備えられており、今年の上半期だけで8400万のメッセージが送られました。
スカイプの創業は2003年です。現在の登録ユーザー数は5.6億人です。
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去年の6月30日の時点での月平均稼働ユーザーは9100万人です。今年の6月30日の時点での月平均稼働ユーザーは1.24億人です。
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有料サービスの利用者数は同じ時期に660万人から810万人に増えました。
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ことし上半期の売上高は約4億ドル、EBITDAは1.16億ドルです。
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