ユニークな状況が生じています。

昨夜発表された8月のADP雇用統計は+20.1万人と市場予想の+14万人を上回る良い数字が報告されました。

これが昨夜世界のマーケットが急伸した一因です。

そして日本時間の今夜(9月7日夜9時30分)いよいよ非農業部門雇用者数が発表される予定です。コンセンサスは+12.7万人です。

普通、ホワイトハウスはこの発表の内容を前日の遅い午後に入手します。

今日はたまたま民主党全国大会でオバマ大統領がスピーチする日です。それは何を意味するかといえば未公開情報を既に知っているオバマ大統領の顔色を、市場関係者が観察し、非農業部門雇用者数が良かったかどうかを読み解くチャンスが与えられるということです。

たぶん大統領のスピーチは日本時間の7日午前11時25分頃からスタート(=暴風雨の為、直前にスピーチの場所がスタジアムからアリーナに変更になったので、時間が間違っていたら、ごめんなさい)すると思われます。

スピーチの原稿自体は既に数日前に完成しており、直前の変更は加えられない筈ですから、雇用市場の改善に関する直接の言及はほぼ確実に無いと思います。ただ景気に関してコメントする際、大統領の表情に余裕が感じられるかどうかのニュアンスを読み取りたいと思います。