旧聞に属する事ですが、アマゾンが4モデルの電子書籍リーダー「キンドル」を発売しました。

これについてはいろいろなメディアが様々なコメントをすでに出しています。

でも投資家目線で見ると(それはチョッと違うな)と思うコメントも沢山出ています。

そこで今日は投資家目線で見た、僕なりのタブレット論を少しブチかましたいと思います。

先ず「アマゾンとアップルのどちらが勝つ?」という質問をする人が多いけど、これはもう結果が見えています。

両方とも「勝ち組」です。

なぜならやろうとしている事がぜんぜん違うからです。

アップルの場合、ユーザーが愛着を持てるような特別な製品をプレミアム価格で売るのが同社の企業戦略です。

ユーザーに熱烈支持されるためには、単にそのデバイスの性能が良いだけでなく、手に持ったときの質感、セクスィなデザイン、高級感溢れる仕上げ、、、それらの全てが「これがアップル製品なんだおぅ」という事を誇示していなければいけないのです。

それはちょうど、ポルシェと同じです。

ポルシェのくねくねしたセクスィ・ボディを見ただけで、別にクルマに詳しくないおじいちゃんだって「これはどえらいクルマやな」という事は直感出来るわけです。

つまりiPhoneやiPadはそういうオーラを出してなければいけないし、そうでなければ存在意義は無いのです。

それが証拠にスマートフォンの機能性(functionality)だけで論じるならば、大抵のことはアンドロイドに基づいたスマートフォンでも出来てしまいます。

アップルの製品の目指すところはユーザーをして「おれはこういう人間なんだ」という事を世間にシグナル(=誇示)出来るようなデバイスになるということです。

そういう商品がプレミアム価格で売られるのは当然だし、タタ・ナノが出てきたからといってポルシェが慌てて値下げを検討しないのと理屈としては同じです。

それではアマゾンの方はどうでしょうか?
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