ウォールストリート・ジャーナルが米国のベンチャー企業へのベンチャー資金の供給が急速に細っていると報じています。

それによると起業を志すアントレプレナーはどんどん増えているにもかかわらず肝心のファンディングの方は急に枯れてきているとのこと。

記事中引用されたエンジェリスト(AngeList)のナヴァル・ラヴィカンによると「平均的なシード・ステージのスタートアップのバリュエーションは年初は600から800万ドルだったのが、現在は300から500万ドルへと値下がりしている」そうです。

しかも状況は刻々と悪化しています。

その結果、ベンチャー企業のサバイバル比率は急低下しています。

「Burn rate(事業資金の燃焼速度)」という昔なつかしい用語も最近急速に耳にするようになりました。

このところとりわけソーシャルやモバイル系で余りにも安直で「Me too」式の起業が多く見られ過ぎたことも「墜落」するスタートアップが続出する一因を作っています。
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