『レッドテイルズ』は『スターウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』などを手掛けたジョージ・ルーカスのルーカスフィルムが久しぶりに出す映画です。

『レッドテイルズ』とは「赤い尾翼」の意味で第二次世界大戦の欧州戦線で活躍した黒人航空部隊、タスキージ・エアメンが使用したP-51戦闘機の尾翼が鮮やかな赤色に塗装されていた事に由来します。
P-51C-18

(写真はレッドテイルズの塗装に復元されたP-51、出典:ウィキペディア)

第二次世界大戦以前は米国では黒人は戦闘機のパイロットになることは出来ませんでした。この人種差別と戦った人権運動家たちの努力で1940年から黒人だけから編成された航空部隊が登場します。

フランクリン・ルーズベルトの夫人、エレノア・ルーズベルトはこの黒人航空部隊のパイロットが操縦する複葉機に試乗し、公の場でこの黒人航空部隊を支持することをアピールした他、アラバマ州タスキージのモートン飛行場の用地買収の為、シアーズ・ローバックのオーナーの基金であるローゼンウォルド基金(エレノアがその管財人を務めていました)から資金を融資させました。

タスキージ・エアメンは最初、後方での作戦ばかりをあてがわれ、重要な作戦には参加させてもらえませんでしたが、次第に爆撃機の援護などの任務を帯びてヨーロッパの奥深くへと参戦してゆきます。
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