米国の家電市場はマーケットのパイそのものが縮小しています。

この厳しい環境の中、全米最大の家電量販店で最もしっかりと経営されているベストバイ(ティッカー:BBY)が苦しい第4四半期決算を発表しています。

EPS 予想$2.16 実績$2.47
売上高 予想172億ドル 実績166億ドル

既存店売上比較は-2.2%でした。この発表を受けて同社株はザラバ-9.4%と急落しました。業界のリーダーであるベストバイでこの状態なわけですから後は推して知るべしといったところでしょう。

現在のアメリカの家電市場はスマホ、タブレット、Eリーダーだけが成長しており、ゲーム・コンソル、ゲーム・ソフトウエア、ノートPC、テレビなどの売上は落ち込んでいます。

これらのカテゴリーの低迷は単なるシクリカル(市況的)な現象ではなく、セキュラー(長期)な現象だと思われます。

ベストバイは2012年のガイダンスとして:

EPS 予想$3.70 新ガイダンス$3.50~$3.80
売上高 予想518億ドル 新ガイダンス500~510億ドル
既存店売上高ガイダンス -2~-4%
国内ネット販売ガイダンス +15%


を提示しました。

ベストバイは「もう液晶テレビやゲーム・コンソルのビジネスは昔の栄光の日々に戻ることは無い」という前提の上でかなり抜本的なリストラクチャリング計画を始動しています。

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