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ハンガリー

ハンガリー経済のまとめ (三回シリーズ その3)

ハンガリーの景気が悪化するにしたがって失業率もじり高をたどります。
ハンガリー失業率

さらに賃金の成長率も下がります。
ハンガリー賃金成長率

消費者物価指数は賃金の成長率よりも早いペースで上昇しているので庶民の暮らしは厳しくなっています。
ハンガリー消費者物価指数

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ハンガリー経済のまとめ (三回シリーズ その2)

そこでハンガリーはIMFなどから支援を仰ぐとともに財政の立て直しに乗り出します。支援を仰いだ時点で厳格に管理された債務圧縮(デレバレッジング)のプログラムが始まったわけです。

まず公的部門の消費を絞り込みました。下のグラフでは先ず公的部門(青)の消費の伸び率がマイナスに転じ、その後、民間部門の消費も景気が悪くなったことを反映して後追いしていることがわかります。
ハンガリーの消費成長率

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ハンガリー経済のまとめ (三回シリーズ その1)

政権交代があった直後に新政権が旧政権を批判する、隠れた粉飾が暴かれる、国民の我慢が限界に達する、、、ハンガリーが現在経験していることはギリシャ危機を想起させるものがあります。

しかし経済立て直しの苦しい道程の何処に現在のハンガリーがさしかかっているか?という点でギリシャとハンガリーでは微妙にニュアンスが異なります。

この違いを理解することは「ハンガリー危機」がギリシャ問題とは違うということをわかる上で大事だと思います。そこで3回にわけてハンガリーの経済について解説します。

まずハンガリーの経済規模ですがギリシャとは比べ物にならないほど小さいです。

国際資本市場に与える影響のひとつの尺度が対外債務だと思うので、まずその残高を見てみましょう。

ハンガリーの2009年末の対外債務はCIAによれば1168億ドルであり、これはギリシャの対外債務の僅か21%にしか過ぎません。
世界各国の対外債務

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ハンガリー情勢はギリシャの悪夢に酷似

(これはいつか見た映画と同じ筋だな、、、)

今日、多くの投資家がそういう思いを抱きました。

ハンガリーの新政権が発足早々旧政権の財政規律の欠如を批判し、「我が国は次のギリシャになる」と爆弾発言したからです。これはギリシャで新政権が誕生したときのパターンと同じです。

ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相の報道官によると「我が国の財政は絶望的な状況にある。前政権が統計を粉飾し、我が国の置かれている状況に関して嘘をついた」のだそうです。

この発言を受けてハンガリーの通貨、フォリントは一時前日比-2.8%と急落しました。

ハンガリーのデフォルト保険の値段も跳ねあがっています。

これに関し市場参加者は(一体、どこまでが政治絡みのパフォーマンスなのかわからない)と当惑しています。
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編集長プロフィール
hirose_takao広瀬隆雄(Hirose Takao)
米国の投資顧問会社コンテクスチュアル・インベストメンツLLCでマネージング・ディレクターとして活躍中。
Twitter/@hirosetakao
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