こんにちの世界市場を見まわした場合、稀に見るユニークな局面に我々は差し掛かっていると感じます。

それは欧州中央銀行(ECB)も利下げ出来るし、中国人民銀行も利下げ出来るし、米国連邦制度準備理事会(FRB)も追加的緩和をすることが出来る立場にあるという事です。

世界的な金融緩和、、、これが今の相場のテーマです。

なぜ世界的な金融緩和が相場のテーマになってしまったかというと、それは世界の景気がつんのめっているからです。

6月7日に中国人民銀行が政策金利を引き下げました。これは「中・欧・米の三極の中央銀行が緩和出来るポジションにある」という僕の自説を証明したことになりました。

でも、、、相場は騰がっていない。

「えーっ、なんで?」

後講釈はいろいろ出来ると思います。

7日に関しては中国人民銀行の利下げのニュースが出た後、米国のバーナンキ議長がQE3期待を冷やすようなスピーチをしたことと、スペインの格付けがフィッチによって引き下げられた事で熱が冷めたということでしょう。

みんなが予期していることを、みんなが予期しているタイミングで、無造作に実行しても、市場関係者はそれを(織り込み済み)として、評価してくれません。
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