Market Hack

ヘッジファンド

辣腕ヘッジファンド・マネージャー、スタンレー・ドラッケンミラーが引退 

要約
ドラッケンミラーの30年の通算運用成績は驚異的
その男が今回はかなり塞ぎ込んでいる様子
成功者は受益者にお金を返し、後は悠々自適に自分のカネを転がすというのが理想


さすがに超一流の相場師だけに引き際を心得ていますね、ドラッケンミラーは。

ジョージ・ソロスの右腕として活躍したこともあるドラッケンミラーは数多いヘッジファンド・マネージャーの中でも別格的存在です。

30年に及ぶ彼のキャリアで年間運用成績がマイナスだった年は一度も無いというのも素晴らしいし、平均年率30%近いリターンを上げてきたというのも驚異的です。金融危機が襲った2008年ですら+11%を記録しています。
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CFDを利用したショート戦略 4/5 ヘッジファンドの概念

世界で最初にヘッジファンドを始めた人はアルフレッド・ウインズロー・ジョーンズという人です。

彼は48歳のとき、1949年に後日世界最初のヘッジファンドであると認められる投資ファンドをはじめました。

オーストラリアのメルボルン生まれの彼はアメリカに帰化し、ハーバード大学を卒業した後、第二次世界大戦前のドイツのアメリカ大使館で大使館員として勤務しました。
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ヘッジファンドの美化された世界


上は今撮影に入っている映画、「ウォール・ストリート マネー・ネバー・スリープス」の予告編です。

今回の金融危機で僕の予想が完全に外れたことがひとつあります。

それはヘッジファンド業界は死ななかったということです。

リーマン・ショックで一部のヘッジファンドの運用成績がボロボロになったこと、ヘッジファンドの資産を保護預かりしているプライムブローカーが深刻な資金繰りの危機に直面したことから、預けてある券面や資金の引き揚げが起こり、それが「ヘッジファンドはいざというときに解約するのがとてもむずかしい」という事実を最終投資家に知らしめた事などから、俗に業界で言われる「ワン&トウェンティ(1&20)」、つまり年間運用報酬として運用資産の1%の運用フィーを徴収する上に、キャピタルゲインに関してはその20%を成功報酬としてヘッジファンドの経営者が取るという昔からの商慣習が崩れてしまうのではないか?と思ったわけです。

でも実際には「ワン&トウェンティ」の掟は崩れていないし、ヘッジファンドの寡占化は進んでいます。
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ヘッジファンド砂漠の日本に朗報?

米国の有力ヘッジファンド、DEショウが日本にオフィスを開くことを計画しているそうです。

FTアルファヴィルのグウェン・ロビンソンは「これは近年の傾向と全く逆行している」と言っています。

実際、日本は規制が厳しく、税制面で不利なことから日本国内にヘッジファンドを設立するメリットは無く、シンガポールなどのオフショアから投資がなされるのが通例となっています。
アジアのヘッジファンド
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編集長プロフィール
hirose_takao広瀬隆雄(Hirose Takao)
米国の投資顧問会社コンテクスチュアル・インベストメンツLLCでマネージング・ディレクターとして活躍中。
Twitter/@hirosetakao
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