今日ここに書くことは単なるオチャラケです。でも皆さんが何かを考えるきっかけになれば幸いです。

有名な株の小説に清水一行の「小説兜町」というのがあります。この小説は日興証券の営業部長、斎藤博司をモデルにしたものだと言われますが、出版のタイミングは昭和四十年不況(山一証券が一回目の破綻をしたときです)の翌年です。

再起をかけていた山一証券は景気付けのために「小説兜町」を一度に1000冊購入し、社員に配ったと言われています。

しかしこの小説が株式関係者やエコノミストにとって含蓄に富んでいるのはある国の経済の発展と株式市場の果たす役割、とりわけ公募増資という資金調達方法の持つ、マクロ経済や国民生活に対する意味合いについて考えている点です。

小説中の登場人物のひとりである経済研究所の評論家に清水一行はこういうセリフを吐かせています:
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