今日、NY市場の引け後にジンガ(ティッカー:ZNGA)が値決めを敢行しました。

結局値決め価格は$10ということで落ち着きました。

昨日、CNBCが「ジンガは当初の初値設定レンジ($8.5~$10)の外、つまり$12で値決めする」との観測を報じていたため、投資家の心の準備としては既に12ドルという数字が刻み込まれていたと思います。

このような市場のエクスペクテーション(期待)の管理は主幹事証券の大事な仕事です。

なぜなら少しでも(なんだ、値決め直前になって人気が剥げたのかな?)という猜疑心を投資家に抱かせると投資家はそのIPOをすぐに売り逃げたいと感じるものだからです。

このようにソッコーでIPO株を処分することを「フリップする」といいます。

アフター・マーケットでフリッパーが殺到すると株価維持は極めて困難になります。

今回は発行株数が1億株と多いので上場後の安定操作(stabilization)は天下のモルガン・スタンレーとはいえ容易ではないでしょう。続きを読む