ニューヨーク・タイムズによるとドイツで「第二次世界大戦後初の、全国レベルでの国民投票を実施すべきではないか?」という機運が高まっているそうです。

ドイツではこれまで地方ではレファレンダム(国民投票)が実施された実績がありますが、連邦レベルでは第二次世界大戦以降、一回も実施されていません。なぜなら一般投票(plebiscite)は憲法の基本法改正の際だけに実施されることという規定があり、これまでに一回もそれは改正されたことが無かったからです。

なぜ一般投票実施というアイデアが勢いを持ち始めているのでしょうか?

それは一つにはドイツの国民や政治家の間で、ユーロ問題に取り組む際の、ドイツの機動力がイマイチだというフラストレーションがたまっているからです。

欧州財政危機の救済プランは既に合意され、6月29日のドイツ連邦議会で圧倒的多数で可決されています。しかし一部の反対派議員が「これは違憲だ」と主張し、ドイツ高裁に提訴したのです。この判決は9月12日に言い渡される予定です。

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