ゲストブロガー:沢利之

sawa金融そして時々山」というサイトを運営。 "@sawanoshijin"
山登りを中心とするアウトドアライフを愛する元銀行役員。先入観にとらわれずに、金融・経済の地下水脈を探って行きたいと考えています。


■おすすめエントリー
元記事 公開日時:2010年10月6日 12:54

時々新華社の英語版HPをのぞいている。中国のメディアが対日問題等をどのように報道しているかを見ておくためだ。そんな時余り日本のメディアが注目しない中国の社会事情に関する記事に出くわすことがある。

「中国は雇用拡大のために職業教育を強化する」という記事もその一つだった。

記事は高校を卒業したが大学受験に失敗した18歳の高校生が江蘇省の大手鉄道部品会社KTKにパートタイマーとして働き始めるというエピソードから始まる。彼は今年江蘇省が始めた「ワーク・スタディ・プログラム」のお陰で週3日は働き、2日は職業学校で勉強をすることができるようになった。彼は職業学校でコンピュータ科学とエンジニアリングを勉強している。

長い間中国では大卒の資格は中産階級入りするための必要条件(十分条件ではないにしても)と考えられてきた。しかし1990年代後半以降大卒者の数が増えて、大学を出ても職につけない者が増えてきた。続きを読む