Market Hack

GOOG

スマートフォンが携帯電話向け広告市場をどう変えるか? グーグルによる教育ウェブキャスト

グーグルが投資家や広告主に対してスマートフォン向けに広告を出稿することの意味について教育するウェブキャストを実施しました。

先ずスマートフォンの登場が携帯電話によるデータ使用を飛躍的に増やしていることが指摘されました。

この成功の背景には2つの大事な条件が揃う必要がありました。

まず電話会社が消費者にとってわかりやすいデータ利用料金プランを示すことが必要です。

下のグラフの例ではメトロPCS(緑色)が明瞭なデータ料金プランを示したことでユーザーの利用を増やしたことが示されています。
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(出典:グーグルIRサイト、以下全て同様)続きを読む

グーグルがいよいよ中国から撤退

フィナンシャル・タイムズによるとグーグル(ティッカー:GOOG)が中国のサイト(google.cn)を閉鎖することは「99.9%確実」なのだそうです。

今回の事件がこんな風にエスカレートしてしまったのは残念。

グーグル側は「google.cn以外のビジネスは、これからも維持したい」という意向を持っているようですが、面子を重んじる中国ではビジネスがやりにくくなることは不可避でしょうね。

グーグルは僕の知る限りでは世界の国別の売上高の詳細を公開していません。
10-Kでは2009年の地域別売上高として:

米国47%
英国13%
その他40%

とだけ分類されています。

グーグルの中国における売り上げ規模を類推するひとつの方法としては先ずバイドゥの売り上げ規模を考え、それにグーグルの中国におけるサーチ・シェアを数字を按分するという方法があると思います。
グーグルとバイドゥの売上高
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もしあなたが究極の逆張りバリュー投資家なら通信セクターを買いなさい

若し読者の中に「俺はバリュー投資派で、かつ長期投資派だ」という確固たる信念を持っている人が居るなら、アメリカの通信セクターへの投資を検討することをお勧めします。

アメリカの通信セクターは昔は重要な産業分野のひとつでした。ソロモン・ブラザーズのジャック・グラブマンのような花形アナリストを輩出したセクターでもあります。

でも今では通信のセクターがS&P500に占める割合は凄く小さくなってしまいました。

下はビスポークの資料ですが、いちばん上の紫色が通信セクターです。
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心配すべきはバイドゥ(BIDU)の方だ

今日、ゴールドマン・サックス証券のアナリスト、ジェームズ・ミッチェルがバイドゥの目標株価を$500から$550に引き上げた関係でバイドゥ株がこれを書いている3日ザラ場の段階で+5.24%と急騰しています。ジェームズ・ミッチェルはインドのサティヤム・コンピュータが粉飾決算を出す前にガンガン推奨していたアナリストで、まあ、ハッキリ言って余り使い物にならない奴だと思います。

僕は2月9日のバイドゥの決算発表については楽観視していません。

なぜなら前の四半期決算の時も新しい広告エンジン、「フェニックス・ネスト」が上手く作動していなかったし、今回も広告主の多くが「複雑すぎて、使いにくい」とこぼしているという話が伝わってきているからです。

このコア収益源の広告エンジンの移行がスムーズに出来なかった事でバイドゥのCTOは先日突然首になっています。続きを読む

グーグル(GOOG)がネットでビジネス向けソフトウエアの販売を計画

ウォール・ストリート・ジャーナルによるとグーグル(ティッカー:GOOG)がネットでビジネス向けソフトウエアの販売を始める準備をしているそうです。

早ければ3月にも開始されるようです。

グーグルが売ろうとしているのはサード・パーティー(独立系ソフトウエア・デザイナー)が開発したアプリケーションです。それらをグーグルがネット上で展開する「ストア(店舗)」を経由して販売し、その収入をパートナー企業と折半する形になるのだと思います。

今回の試みは主に中小企業を顧客として想定していると思います。またマイクロソフトの「Office」やセールスフォース・ドットコムと競合すると思います。

いずれにせよこれはグーグルがクラウド戦略をもう一歩前進させようとする試みに違いありません。

ビジネス・アプリケーションは消費者向けのゲームなどと違い、一度企業の日常のビジネス活動の中に組み込まれてしまえば、アニュイティー(年金)的な定期収入が期待できる場合が多いです。

若し成功すれば新しいグーグルの収入源になる可能性もあります。


編集長プロフィール
hirose_takao広瀬隆雄(Hirose Takao)
米国の投資顧問会社コンテクスチュアル・インベストメンツLLCでマネージング・ディレクターとして活躍中。
Twitter/@hirosetakao
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