今週、ブリュッセルでギリシャ支援をめぐる欧州連合(EU)の会議が開かれます。しかしその会議を前に欧米のメディアでは再びギリシャ政府の「会計疑惑」の話題が取り上げられています。
日曜日のニューヨーク・タイムズが伝えるところによるとギリシャは2001年にEUへの加盟が認められた際に財政赤字削減などの面でEUの条件を満たしていなかったにもかかわらず加盟が許されました。
その後、増税するなり財政を切り詰めるなりして均衡財政にもってゆくべきところをゴールドマン・サックスのアレンジで「金融エンジニアリング」の仕組みを使い、債務を次の世代へ「先送り」するディールを幾つも締結したのです。
これらのディールではギリシャは投資銀行からキャッシュで「前金」を貰う代わりに将来長期に渡る支払いに合意するわけです。こうして本来政府の懐に入って来るはずだった空港使用税や宝くじ事業からの収益を「先食い」してしまったのです。
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日曜日のニューヨーク・タイムズが伝えるところによるとギリシャは2001年にEUへの加盟が認められた際に財政赤字削減などの面でEUの条件を満たしていなかったにもかかわらず加盟が許されました。
その後、増税するなり財政を切り詰めるなりして均衡財政にもってゆくべきところをゴールドマン・サックスのアレンジで「金融エンジニアリング」の仕組みを使い、債務を次の世代へ「先送り」するディールを幾つも締結したのです。
これらのディールではギリシャは投資銀行からキャッシュで「前金」を貰う代わりに将来長期に渡る支払いに合意するわけです。こうして本来政府の懐に入って来るはずだった空港使用税や宝くじ事業からの収益を「先食い」してしまったのです。
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広瀬隆雄(Hirose Takao)
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