ウォールストリート・ジャーナルのブログ、「オールシングスD」の取材に応えてジンガ(ティッカー:ZNGA)がオンライン・ギャンブルの市場への参入を狙っていることを認めました。

これまでにもジンガは「ジンガ・ポーカー」というゲームを運営してきましたがこれはあくまでもバーチャルな遊びで、実際の現ナマを賭けた勝負ではありませんでした。

去年の12月に司法省が示した新しい判断では賭け事がスポーツ・イベントにまつわるものでない限り、オンライン・ギャンブルは合法になりました。これはあくまでも連邦政府レベルの話で実際にオンライン・ギャンブルが運営される段階になると様々な州法や国家間での規制との擦り合わせが必要となってきます。

加えてジンガがオンライン・ギャンブルのサービスを実際に開始するとなると諸々のライセンスを取得する必要もあるでしょう。

ベーター・ニュースのクリスタル・ピーク記者はこうした必要性からジンガが既存のオンライン・ギャンブルのサイト、例えばビーウイン、ベットフェア、888ドットコムなどとパートナーシップを結ぶ、ないしはそれらの企業を買収するシナリオも考えられるとしています。

実際、スロットマシン・メーカーのIGTは最近、ダブルダウンというオンライン・カジノ・ゲームをFacebook上で運営している企業を5億ドルで買収しました。

ダブルダウンは創業して未だ2年という若い会社ですが、既にFacebook上でのソーシャルゲームでは第4位につけており、ブログメディア、インサイド・ソーシャル・ゲームズによると毎日140万人のユーザーを集めているそうです。その多くは女性です。また同社は既に年間売上高5,000万ドル程度を計上しているそうです。

ベーター・ニュースはFacebook自身も直営でオンライン・ギャンブルを運営する意向があると報じており、具体的に英国のオンライン・ギャンブルのサイトとコンタクトを取っているそうです。

さて、話をジンガに戻すと現在のジンガの売上高の90%はFacebook上でのソーシャルゲームからもたらされており、投資家からは収益源の多角化の必要性を指摘されています。

オンライン・カジノの運営がそのような要求に対する手っ取り早い回答であることは言うまでもありません。